地味に音楽生活。

日頃聴いている音楽の感想をアップします。90〜10年代のインディーロックが多め。

The xxの新曲"On Hold"を聴いて

 正直2ndまでそんなに好きではなかったんですが、今回はかなり期待してます。

低温で低音のビートにはっきりとした歌声になったレミー。声が通るなぁ〜なんて思ってたら、Daryl Hall & John Oatesの"I Can't Go For That (No Can Do)"のワンフレーズがループする最高に燃える展開へ。聴いた瞬間「かっけーっ!」ってなりました。

2ndまでのゆったりしたビートも嫌いではないんですけど、いかんせん一本調子に聴こえてしまいイマイチな印象でしたが、この曲ではファンキーなブルーアイドソウルが流れるのとJamie XXによるミニマルなテクノっぽい質感がしっかりと出ているサウンドには全然飽きません。

去年のJamie XXのアルバムを聴いた時はThe XXと全然違うことやってて、しかも内容が素晴らしかったので「なんなんだこいつは笑」って思ってたんですけど、今回の新曲はもろJamie感が出ていて僕が聴きたかったミニマルテクノな攻めのビートにツインボーカルが乗っかった最高にクールなナンバーに仕上がっております。

 

 

The Radio Dept. "Running Out Of Love"

 6年の長いインターバルを経て、ついに出ました。The Radio Dept.の4thアルバム。

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前作のDomestic SceneからのHeven's On Fireが大好きで、いろんなところでかけまくりながら新譜を待ってました。

ちなみにHeven's On Fireの最初のおっさんの声はSonic Youthのサーストン・ムーアがライブのMCで「ロックってのはなぁ」と観客に語ってるところのサンプリングで、その内容に共感できるから冒頭で流してるらしいです。

 ということで待ちに待ったというか諦めてたというかすっかり忘れていたRadio Dept.の新譜。霧がかったギターノイズとボーカルの脱力した歌声は相変わらず北欧っぽいわ〜って感じなんですけど、打ち込みとかシンセのメロディーがダンスミュージックを意識しているところが新鮮です。特にOccupiedは4つ打ちでかなり露骨なダンスナンバーです。

しかしながらThe Radio Dept.の最大の魅力であるキャッチーで切ない系のメロディーは健在で、6年待ってよかったと思わせる内容です。

This Thing Was Bound To HappenとかCommitted To The Causeではベースがバキッと決まってて浮遊感とのバランスがとっても良いです。ここらへんのバランス感覚は流石!って言いたくなります。雰囲気が地味な割にしっかりアガる展開になっているので全然飽きないです。

東京は感覚的に秋が1週間くらいしかなく一気に寒くなりまして、そんな時期にぴったりの良盤です。Radio Dept.はやっぱり冬に合うな〜。

今季はこれとRobert Glasper Experimentの"Art Science"が最高です。