音楽生活

日頃聴いている音楽の感想をアップします。90〜10年代のインディーロックが多め。

令和です。

 久しぶりの更新となりましたが、元号が変わっても僕は特になにも変わらずマイペースに生きてます。相変わらずインディーロックを聴きながらまったりと過ごしていると、ふとブログのことを思い出しました。マイブログよ、放置してごめんよ。。

 ということで、この記事を読んでいただいた方が夏の暑さを少しでも忘れていただければ幸いです。

 

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American Football/American Football(LP3)

 1stアルバムはエモ好きの間では伝説の名盤ですね。たった3年の活動期間でまだ学生だった音楽サークル的なバンドの夏休みの自由研究ノリで作ったアルバム。そんな地元の人くらいしか知らないバンドの作品には、バンドの解散後にじわじわと世界中でリスナーを増やしていったという、映画に出来そうなくらいドラマチックな物語があるのでした。

月日は流れ2014年に再び活動をはじめたAmerican Footballは、ワールドツアー後にまさかの2ndアルバムリリースを発表しファンを驚かせました。そんな前作は10年以上の時間の流れを感じさせる安定感のある仕上がりとなっておりました。

 そして2019年リリースされた3rdアルバム。ジャケットはついにあの家を離れ、水蒸気のように空中へと舞って行きました。アルバムの雰囲気もまさにジャケットの空気感を体現しており、全体的な纏まりはアメフトの作品中では1番ではないでしょうか。1stの美しいギターアルペジオはさらに高次元の幻想的なメロディを奏でます。ドラムとベースも前作以上に安定感があり、浮遊感のある曲をグッと引き立たせております。夏の夜にぴったりの名盤となっておりますので是非聴いてみてください。

 

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RIDE/This Is Not a Safe Place

 こちらも再結成バンドの新譜です。RIDEとWeeserは1stと2nd以外聴く気にならなかった自分ですが、このアルバムはかなり出来が良いですね。

 初期衝動による勢いはなくなってしまいましたが、代わりに熟練のポップセンスをバシバシ感じます。1曲目からダンスロック的アプローチでがっつりポップですが、ノイズがやたら凶暴な所はさすがシューゲイザー全盛期のバンドだなとちょっと笑ってしまいました。

 畳み掛けるように90年代ギターポップ炸裂のFuture Loveからポストパンクなコーラスが最高なRepetition、ベースが唸りまくるKill Swichまで怒涛のラッシュが続く序盤の展開はシビれますとも。

 そしてマーク・ガードナーとアンディのツインボーカルはやっぱり大正義だなと思いました。夏に聴けば体感温度が2度くらい下がるので涼むにはぴったりです。

 

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サカナクション/834.194

 新宝島辺りから80年代オマージュが濃くなりましたが、シングルカットされた「忘れられないの」曲名でもうニヤニヤしてしまいますが、AOR風のMVがもはやネタと化しています。

 しかしメロディーセンスは素晴らしく、サビの盛り上がりに持っていくまでの流れはさすが。そして個人的にサカナクションはベースラインが美しくて好きなんですが、作品を追うごとにより太くしなやかなメロディを奏でてますね。

 前半は「多分、風。」や「新宝島」「モス」といった輪郭のはっきりしたポップソングが続きますが、後半になるにつれてテクノ要素が濃くなりエモーショナルな曲が多めな展開となってます。

 特に「ワンダーランド」からタイトル曲の「834.194」までの流れは素晴らしく何度も再生ボタンを押してしまいます。

 

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The Radio Dept./I Don't Need love,I've Got My Band

 日本では知名度が低いThe Radio Dept.ですが、北欧系のギターポップなどが好きな方は絶対ハマるバンドなのでぜひ聴いていただきたい。

 今作は新譜ではなく1stと2ndの間に作られた2枚のEPを一つにまとめたもののようですが、そのためなのかほんのり宅録っぽさがあってとても気に入りました。最近こういう宅録感のある曲を聴かない身としてはとても新鮮です。

 内容も充実していてアルバムタイトルにもなっている3曲目は、初期の疾走感がしっかりと残っていて最近の曲と聴き比べると面白いです。次の曲The City Limitでは美しいホワイトノイズが全体を包む名曲です。

最近のお気に入り

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Versus"Dead Leaves" 

 90年代のUSインディーロックを代表するVersusによる95年発売のコンピレーション。Versusは最新作の(といってもそれも8年前の話であるが)On the ones and threesをたまたまTSUTAYAのレンタルで見つけて聴いたのが初めてで、その後過去作も2枚くらい聴いてましたが、このコンピレーションが1番好きかも。

#3のInsomniaなんか普通にかっこいいと思うし、#5のAnother faceのハードコア〜スロウコアの要素を含んだ展開も最高に燃えます。Versusって歪んだギターノイズの出し方がとっても上手だなって改めて思いました。

全体的に完成度の高い曲が揃っているのでかなりの良盤だと思います。

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Cloud Nothings"Life Without Sound"

 10月に新譜が出るCloud Nothingsの4th。Wavvesとのコラボでは衝撃のサーフサウンドが展開されてましたが、このアルバムにもその要素をしっかりと感じます。

前作のポストハードコアな荒々しい作風から一変して抜けのいいメロディが強調されている比較的聴きやすいアルバムとなっています。

しかし持ち前の疾走感とパンク的解放感は健在であり、ツアー中に作ったとは思えない完成度に圧倒されます。聴いてると新譜がより待ち遠しくなります。

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Future Of The Left"The Peace & Truce Of FuturOf The Left"

 タイトルは相変わらずふざけてますが、そこも含めて今のポストハードコアシーンにおいてとても優秀な存在だと思います。

今回も男子の初期衝動を誘発させる展開がてんこ盛りです。演奏力とソングライディング能力さえ高ければどんなにふざけようがかっこよく見えるものですね。

逆にいい大人が悪ガキのごとく不謹慎にはしゃいでる感じがこれぞロックと言えなくもないです。それに加えてベースのJulia Ruzickaが美人なので他のメンバーがむさ苦しいほどバンドのビジュアルがクールに見えてしまうという魔法がかかってます。

Juliaにベースで殴られたい方にもこのバンドはおすすめです。

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Bellini"Before the Day Has Gone"

 アンダーグラウンドのバンドは忘れた頃に新譜が出る傾向にありますが、このBelliniももう活動してないだろうと思っていたらポツリと新作を出してきました。

今回は5年ほど前に録音したものをパッケージしたものだそうで、そう考えるとなんでもっと早く出さなかったんだよと思いたくなりますが、そこはとりあえず解散してなかっただけ良しとしたいところです。

しかし中身はUzeda、Bellini、Albini大好きな人なら間違いなくハマる内容となってます。相変わらずキレの良い演奏がガンガン入った最高にソリッドなアルバムです。

ぜひライブを見てみたいバンドでもあります。54-71とかと対バンしてくれたら最高に痺れるんだけど。

Seam大好き!

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なんと半年以上もブログ放置してしまっていた(・_・;

なかなか仕事が忙しくて書く気にならかなったんですが、最近ようやくやる気が出てきました。

ということでここ1年くらい聴くことがなかったSeamを久々に再生してみましたが、やっぱりいいですねSeam

といってもかなりマイナーなバンドなので知ってる方は少ないと思いますが、90年代エモとかスロウコアとか昔好きだったよって人はビビッとくると思うんですよね。

エモっていうともはや死語感があります。

っていうか最近JKがよく言ってるエモいって僕からすると語感的にちょっと違うんですよね。

10年前からエモとかハードコアとか聴いてる僕からするとエモってどうしようもなくて溢れ出た感情が爆発するような音楽っていう認識から離れられなくて違和感あります。

そんな話は置いておいてこのSeamってバンドは別格にエモいです!

その昔北海道のカウパーズというハードコアバンドのボーカルの方も好きだったという話を聞いたことがあります。

演奏はとにかくタイトでうまいんですが、音のバランスが絶妙でギターのメロディーがとにかく綺麗で聴いててとても癒されるんですよね。

中期のbloodthirsty butchersと空気感がとっても近いものを感じるゆったりしたメロディーと独特のスカスカボーカルが曲に瑞々しさを与えていてとってもいいんです。

ちなみにボーカルはスーヤン・パークという見た目がパッとしないアジア系アメリカ人の方なのですが、前にもこのブログで紹介しましたが、もともとBitch Magnetというばりばりのポストハードコアバンドでベースボーカルをやっていました。

そのBitch Magnetがまたその筋では伝説的な扱いをされているんですが、僕はこのSeamというバンドの方が好みです。

1stアルバムはなかなか手に入りにくいレア盤なんですが、そこに入っているPine&Needlesって曲がめちゃくそにかっこいいです。

と思ったらYouTubeに上がってました。

初期はまだハードコアの残り香がありますが、アルバムを重ねるごとにメロディーに重点が置かれていき、ラストアルバムはポップですらあります。

バンドは2000年に解散してしまったんですが、その8年後にタッチアンドゴーというレーベルのフェスで1日限定で再結成してます。

さらにボーカルのスーヤンはeeというバンドを組んでアルバムを残しています。

アップルミュージックにあったのをこの前見つけて聴きましたがSeamの面影があってとてもかっこよかったのでおすすめです。

時代関係なく聴ける良バンドなのでこの機会に聴いてみてはいかがでしょうか?

Beck"Colors"

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OdelayやMidnite Vulturesは荒削り感があるローファイな作りだったけど、今回の作品を聴いてまず洗練されたクリアな音にびっくりします。

この洗練された音がなんとなく哀愁というか、Sea Change聴いてるときみたいなすこし枯れた感じがするんです。ダイナミックになり過ぎていない程よく抑制された曲がとってもちょうどいいアルバムという印象。

Dreamsが公開された時点では結構はっちゃけるかなって予想していたのでこの爽やかさは意外でした。

そして絶妙としか言いようがない塩梅でヒップホップやファンク、ソウルを織り交ぜた音楽性がちゃんとBeck印になっているところは流石ですね。

中でもお気に入りSeventh Heavenは抜けのいいメロディーが気持ちいいナンバー。そして最後の曲Fix Meで涙。

ちなみに今回の緊急来日公演では旧友Corneliusとの対バンだったみたいで、見に行かなかったことをかなり後悔しました。もともとBeckの翌日やるCorneliusの単独公演チケットを既に買ってしまって休みも取っていたので来日が発表された時はもはや手遅れでした。。。

Corneliusの新譜も今回は歌物中心で今までやってきたことの集大成的作品だったのでお互いに共感できるところが多かったのかもしれません。

Beckとはその後対談もしてるみたいでどんな話をしているのか気になるところです。

 

ポストハードコア名盤

前回の更新から4ヶ月も空いてしまいました。というのもID忘れてログインできない状況が続いていまして、ついさっき寝てる時に突然思い出したのでなんとか戻ってこれました。

 

学生の頃よくポストハードコア系のバンドをよく聴いていて、最近また聴きまくってます。当時はFUGAZIとかShellacが大好きで、その周辺のアーティストを聴き漁る日々だったのですが、ヒップホップやR&Bに脳を侵食された今聴いてみてもばりかっこいいと感じるので、僕の中にはまだハードコアの血が流れているなと実感しました。

 

ネットで検索すると結構そういう人が多いみたいなので、自分も当時好きだった曲や今の好みに合うバンドを紹介していこうと思います。

 

 

Bitch Magne/Ben Hur

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一発目でパッと思い浮かんだのがこのバンド。前作Unberはアルビニ録音で有名のようです。メンバーはのちにSeamというバンド(SuperchunkMacが1stアルバムでドラムやってます)を結成するSooyoung Park、Don Caballeroのライブメンバーでギターを務めたJon Fine、さらに後期はBastroのDavid Grubbsなんかがいて、今から考えるとかなり豪華なメンツ。ちなみに僕はSeamが大好きで、3rdアルバムは死ぬほど聴きました。BastroやRodanと比べてほんのりマスロック感があるのが特徴。しかしガチガチに難しい感じはなく、ハードコアパンクのドライな空気感がしっかりあって好みです。1曲目のDragoonは名曲!

 

 

Bellini/Snowing Sun

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これも1曲目が必殺!オープニングが最高すぎ!アゴスティーノはカミソリギターなる造語ができるくらい個性的なサウンドを鳴らすことで有名です。さらにこの1stアルバムだけデーモン・チェがドラム叩いています。もともとアクが強いですがこのアルバムはさらに先の読めない嵐のようなジャムセッションが楽しめる内容となっているので挙げさせてもらいました。さらにアルビニの録音が最も効果的に使われている作品の一つだと思います。かっこよさでいうと3rdアルバムのインスト曲"The Man Who Lost His Wings"も捨てがたいところですが、ドロドロした世界観とロック的な爆発力を封じ込めたこのアルバムが1番好きです。前に一度来日公演もやっていて日本でもある程度の知名度はあるようです。

 

 

Mclusky/Mclusky Do Dallas

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これは00年代で比較的新しめの作品ですが、コテコテのハードコアを少しマイルドにしたような音楽性で90年代にはない軽さがあります。ちょっと狂気じみたおふざけ感はあるもののメロディーはかなりキャッチーで普通にかっこいいです。世界観だけが先行して同じような曲ばかりつくるバンドが多いので、しっかりしたメロディーメイカーがいるバンドはけっこう貴重だと思います。各ポジションの音がソリッドで、音数少ないわりに輪郭がはっきりしていて聴き飽きません。特にずっしりと響くベースがこのバンドの肝ですね。後ほどご紹介しますがメンバーはのちにFuture Of The Leftというバンドを結成します。こちらは分かりやすくポップにシフトしていて聴き比べるとおもしろいので興味がある方はぜひ調べてみてください。

 

日曜日

ようやくの休日。今週は忙しかったなぁ。

 

今日は昼間からサウナ行ってビール飲んで音楽聴いてます。最高。

 

今週のお気に入り↓

Thurston Moore"Rock N Roll Consciousness"

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前作もよかったけど今回も大傑作です。

サーストン節炸裂してます。以上。

 

Seam"Are You Driving Me Crazy?"

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これは個人的なオールタイムベストの大好きな一枚。久々に聴いたけどなんど聴いても変わらないです。USインディーの精神を体現しています。

 

Suchmos"THE KIDS"

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STAY TUNEで一躍有名になりましたねね。洒落たロックが今風で好きです。

 

 

グリーンルームフェスティバル。

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ここ最近天気が不安定だったので心配していましたが、当日は真夏のような暑い1日。

去年のフジロックに行ったのとほぼ同じ服装で出陣します。

といってもラインナップ的にかなりリラックスできそうな感じなので気持ちはだいぶユルいです。

とりあえずGotchとTortoiseと、なにより昼間からお酒をたくさん飲むことが第一の目的です笑